SEO ツールの活用

検索エンジンからの新規ビジター(新規訪問者)を増やすには、<title>タグに適切な検索キーワードを入力することが有効です。もし<title>タグに検索キーワードが入力されていなければ、被リンク数(バックリンク)やページランクがあっても上位表示されることは難しいでしょう。
今回は、適切な検索キーワードを見つけるキーワード アドバイスツールの活用について解説します。
検索キーワードを検証する
前回では、フランスをテーマにしたホームページで、<title>タグに「フランス 個人旅行」という検索キーワードを入力しました。
例: <title>フランス 個人旅行 - Libre《リブレ》</title>
この検索キーワードで新規ビジターが増えるかどうかを検証してみます。

この作業に「SEO ツール プラス」を使います。
マイナーな検索キーワード
「フランス 個人旅行」と入力すると、以下のようなデーターが表示されます。

重要なのは、月間検索回数とKEIの2つです。「フランス 個人 旅行」の月間検索回数は200回未満、KEIの値は0です。月に200回しか検索されないのでは、新規ビジターは期待できません。また、KEIが0であるとは、月間検索回数に対しての競合サイトが多すぎて、上位表示されにくいということです。
メジャーな検索キーワード
では、「フランス 旅行」ならどうでしょうか。

月間検索回数は10,000回、先ほどの50倍以上です。KEIの値も46、先ほどよりも競合サイトが少ないことが分かります。これなら、「フランス 個人旅行」よりも「フランス 旅行」の方が、より多くの新規ビジターを増やすことができそうです。

実際に<title>タグを切り替えてから2ヶ月で、Google、MSNの検索エンジンで、1〜2ページ目に上位表示されるようになり、より多くの新規ビジターが訪れるようになりました。
オーバーチュア SEO ツール
キーワードアドバイスツールは、オーバーチュア(overture)より広告主に提供されていたツールをもとに開発されたものです。本家オーバーチュア ツールより使いやすい点は、1.google、yahooでのKEIが表示される、2.表示が速い、ということです。
逆に、本家オーバーチュア ツールの利点は、表示される関連キーワードが多いことです(キーワードアドバイスツールは20語程度だが、こちらは100語以上表示されます)。
このように非常に有用なツールですが、2007年4月よりオーバーチュアからのデーター提供が中止されてしまいました。これは、利用できなくなったということではなく、表示されるデーターが2007年4月までのものだということです。
キーワードアドバイスツールは今でも有効か
キーワードアドバイスツールの代用として、「google adwords キーワード ツール」、「Ferret(フェレット)」の2つがよくとりあげられますが、新規ビジターが多く見込めるyahooではキーワードアドバイスツールのほうが適切でしょう。
ただし、2007年4月以前のデーターであることから、KEIの値が変化していることを考慮にいれるべきでしょう。
検索順位を監視する

適切な検索キーワードを<title>タグに入力できたら、数日ごとに順位を確認することが有効です。検索エンジンのランキングを確認するツールはいくつもありますが、私は「DW230」をお奨めします。
このツールの利点は、1.ドメイン単位で全ファイルの指定ができる、2.最大1000位までの検索結果を表示できることです。ランキングの変動は、yahoo、msn、googleの順で激しくなります。ランキングの状況を確認してから、被リンク(バックリンク)等の外部SEO対策を施すのが適切かもしれません。
上位表示されるその他の要因【ドメイン】
検索エンジンに上位表示される要因は、毎年変わり続けています。例えば、最近のgoogleでは被リンク数よりも、ドメインの取得年数とオーソリティ(Authority:権威)を優先しているといわれます。2007年9月以降のYahoo!検索アルゴリズムの変更でも、ドメインの取得年数を重視するようになりました。しかし、米国のSEOプロが今でも最重視するのは<title>タグであり、この先もそれは変わりようがないでしょう。
※ドメインのオーソリティ(Authority:権威)
どれだけ公的で規模の大きいサイトであるかという基準。オーソリティの高いドメインには、大学・公的機関、一部の上場企業が取得したドメインがあげられます。慶応義塾大学やホワイトハウスがページランクの最上位に位置するのもこの為です。この原理を逆手にとって、大学のサーバーでアフィリエイトサイトを立ち上げ上位表示させている例もあったようです。